雑記 自走の魅力

2010.6.21 雑記

 

自走

目的地まで、自宅から走っていくこと。

 

学生の頃、東京から青森県の八戸まで走り、フェリーで北海道の苫小牧に渡って、旭川までまた走りました。

千キロ弱、トータル10日間かかった道のりでした。

 

その後、更に北海道内を走っていましたが、事故に遭って右足骨折と全身打撲に。

富良野の病院に入院したあと、旭川空港から飛行機で東京に帰る破目となりました。

 

10日かかった東京-旭川の道のりが、たったの1時間半で逆戻りとなりました。

 

東京に着いたとき、理屈では東京にいると理解できるのですが、実感が全く湧かず、東京に似たどこかではないか、としばらく首を傾げたほどでした。

 

10日間の道のりの中で、東京-旭川の間に横たわる距離感、様々な町や村、少しずつ変わっていく空気感や地域色を、肌で感じ取っていたんですね。その感覚からすると、1時間半で戻れるわけが無い、と体は思ったのでした。

 

そういう、自宅からの距離感を確かな実感として得られるのが、自走の魅力だと思います。

 

名古屋まで388キロを27時間半かけて一気走りしたことがありますが、あの時たどり着いて見た名古屋と、新幹線で1時間半で着いた名古屋は、理屈では同じでも全く違う名古屋と感じました。もちろん、自走で行った時のほうが、より名古屋が素晴らしく見えました。

 

走れば走るほど、道路標識から知っている地名が減っていくのも、自宅から遠ざかっている感があってまた楽し。

 

輪行で気楽にワープも便利ですが、たまには自走で違った感覚を味わってみては?

 

長山 靖

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