元気な無鉄砲チャリダーと田舎の人情(長山)
2010-09-01
先日、法事等いろいろあり、秋田方面へ出かけてきました。
その途上、とあるローカル線に乗ったら、後輪を外した状態の自転車を丸ごと車内に持ち込みしているツーリスト(チャリダー)に出会いました。
普通は輪行袋に入れないと車内持込は出来ないはずなので、訳を尋ねてみると、後輪がパンクして修理しようとしたがうまく出来ず、やむをえず駅員さんにお願いして列車に乗せてもらって、最寄の町まで行くとの事。
大学生の彼は、夏休みを利用して東北一周中だそうで、群馬からスタートして反時計回りに東北を巡り、下北半島から秋田に南下したところで後輪がパンクしてしまったのでした。
初歩的なパンク修理すら出来ず、ローカル線にお世話になるのは誉められたことではありませんが、細かい気がかりや問題はそっちのけで旅に出かけてしまう意気やよし!あれこれ心配しすぎてつい出かけるのをためらってしまうことが多い中で、見上げた根性です。今回の失敗は、彼の良い糧となった事でしょう。
車内で直してあげようと思いましたが、修理道具含め大半の荷物は道の駅の方に預かってもらってきたそうで、直してあげることは出来ず。直し方のコツや、簡単な走り方のアドバイス等だけしました。
ローカル線の車内で後輪広げて講習するのは初めてで、新鮮でした。
それにしても、困っているからと特別に自転車丸ごと車内持込を許可した駅員や車掌さん、それに荷物を預かってくれたという道の駅の方、その人情の機微がまた素晴らしいですね。話を聞いて、温かい気持ちになりました。
最寄の町の駅で降り立ち、自転車屋を求めて歩き去った彼。私は予定があったのでそこで別れましたが、その後無事復旧出来たろうか?群馬に一度戻ったら、今度は西日本を回ると言ってたっけ。
無事に走りきって、逞しくなって来いよ~!
長山 靖